PASMO協議会は1月21日、交通系ICカード「PASMO」の機能をAndroidスマートフォンで利用可能にすると発表した。クレジットカードでの残高チャージや定期券の購入、再発行手続きができる専用アプリ「モバイルPASMO」を今春にリリースする予定だ。
モバイルPASMOは、購入段階でAndroid6.0以上がインストールされた「おサイフケータイ」対応端末で動作する。カード型のPASMOと同様、電車代やバス代などの支払いの他、加盟店での買い物などにも利用できる。サービスの詳細や開始日については、3月初旬に告知するという。
現時点で、小田急電鉄、京王電鉄、東京都交通局、西武鉄道、東京地下鉄、小田急バス、京王電鉄バス、西武バス――など約30事業者が「モバイルPASMO定期券」を販売するとしている。
JR東日本が2006年に「モバイルSuica」をリリースしてから、約14年越しで追い付いた形だ。モバイルPASMO誕生の報を受け、ネット上では「ついに来た」「私鉄ユーザーには朗報だ」と喜びの声が上がっている。
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