Unicodeの開発を調整する非営利団体Unicode Consortiumは1月29日、2020年中に各種サービスで利用できるようになる新しい絵文字セット「Emoji 13.0」が確定したと発表した。メーカーなどへのリリースは3月で、iOSやAndroidなどで使えるようになるのは9月か10月になる見込みだ。
新たに62の絵文字が追加された。昨年大流行した「タピオカドリンク」やダイバーシティに配慮した「赤ちゃんにミルクをあげる男性」などもある。
人を表現する絵文字の場合は肌の色や性別のバリエーションが55種類ある。下は、ミルクをあげる人、花嫁、花婿の男性、男女どちらにもとれる人、女性の3種類を表している。
動物ではシロクマ、ビーバー、マンモス、バイソン、黒猫、ドードー、アシカが追加される。
その他、トランスジェンダーの旗やシンボル、プラカード、墓石、マトリョーシカ、ピックアップトラック、忍者、カブトムシ、ハエ、ゴキブリ(!)なども追加される。
Unicodeのサイトで一覧を見ることができる。
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