自動運転技術を手掛ける中国新興企業のPony.ai(小馬智行)は2月25日(米太平洋時間)、トヨタ自動車から4億ドル(約441億円)を調達したと発表した。2019年に両社が締結した提携の延長としてもたらされたとしている。これにより、両社は自動運転技術開発とモビリティサービスの展開での協力をさらに推進していく。
Pony.aiの調達総額は4億6200万ドルで、同社の評価額は30億ドル強になる。
Pony.aiは2016年創業の、中国広東省広州と米カリフォルニア州フリーモントに拠点を置く非公開企業。2018年から広州でロボタクシーサービスのパイロットプログラムを開始し、今年6月にはカリフォルニア州でもロボタクシーの認可を得た。2019年の協業では、Pony.aiの自動運転システムを搭載したトヨタのレクサスで実証実験を行った。
「Pony.aiとトヨタは今後も協力し、安全で持続可能なモビリティの未来という共通のビジョンを実現していく」(発表文より)
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