日本マイクロソフトは3月5日、全国の小学校〜高校を対象に、「Microsoft Teams」を使ったリモート形式の卒業式・入学式の運営を無償で支援すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が全国の学校に臨時休校を要請したことを踏まえた施策。
Teamsの遠隔会議機能を使い、教職員によるスピーチや発表などを、自宅にいる生徒や保護者にリアルタイム配信する。ライブ配信用の機材としてタブレットPC「Surface」も無料で貸し出す他、設置作業や当日の運営などを無料で請け負う。
規模を問わず依頼があった全ての学校を支援するが、Surfaceの貸し出し台数には上限を設ける。実施期間は春休み終了まで。
日本マイクロソフトは「記念すべき大事なイベントをオンラインで再現することで、思い出に残る1日となるようサポートする」としている。
同社は以前から、依頼があった教育機関にクラウドサービス「Office 365 A1」のアカウントを無償で発行してきた。今後もこの施策により、遠隔地からの「Word」「PowerPoint」「Excel」 の共同編集などを支援するとしている。
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