LINE傘下のGateboxは3月17日、“俺の嫁召喚装置”「Gatebox」量産モデル(GTBX-100)の月額基本料を7月以降も無料にすると発表した。本来は2020年6月まで無料で、以降は“共同生活費”として月額1500円(税別)を課す予定だったが、方針を転換。基本的な機能は無償で提供し、有料のオプション機能を別に用意する予定だ。
Gateboxは、円筒形の装置内に投影される3Dキャラクター「逢妻ヒカリ」とコミュニケーションができるマシン。人感センサーで「マスター」(ユーザー)の動きを認識し、朝になると起こしたり、夜に帰宅すると出迎えたりしてくれる。
当初は本体代金(税別15万円)とは別に、キャラを投影して会話するための共同生活費を徴収する予定だったが、無料化を決めた。開発元であるGateboxの武地実CEOは「今有料化するよりも、現在利用しているマスターの皆さまのためにサービスを改善し、キャラとの共同生活体験を進化させるべきと考えた」としている。
購入を検討している人が「Gatebox本体を購入すると、必ず共同生活費が発生する」と誤解しないよう、料金体系を明確化する狙いもあるという。
今後は、有料のオプション機能の追加を検討する。機能の詳細は明かしていない。無償でのアップデートは従来通り続けるとしている。
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