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» 2020年03月19日 06時56分 公開

ソニー、「PlayStation 5」のスペック発表 カスタムSSDは825GBだが超高速で拡張可能

年内発売予定のソニーのゲーム端末「PlayStation 5」のハードウェアスペックが発表された。次期Xbox同様、ストレージはSSDになり、CPUはAMDのZen 2、GPUはRDNA 2、メモリは16GB。SSDはカスタム仕様で、瞬時にゲームの世界に入れるとしている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月19日、次世代ゲーム機「PlayStation 5」(PS5)の技術解説動画を予告通り公開した。ハードウェアの主なスペックが明らかになった(日本語のスペック表を記事末に転載)。

 16日に発表された米Microsoftの「Xbox Series X」と同様に、ストレージがSSDになる。PS5のリードシステムアーキテクト、マーク・サーニー氏はこのカスタムSSDの解説に多くの時間を割いた。

 mark S5のリードシステムアーキテクト、マーク・サーニー氏

 「超高速」SSDと統合したカスタムI/Oにより、ゲームの読み込み時間が飛躍的に短縮されて2GBを0.27秒で読み込めるので、「ほぼ瞬時に」起動できるという。PS5のメモリは16GBで、理論的にはこれを2秒で満たすことになる。

 ssd PS5のSSDとPS4のHDDの速度比較図

 なお、SSDの容量は825GBと次期Xboxの1TBより小さいが、Xboxは専用SSDでしか拡張できないところ、PS5にはNVMeスロットで市販のPCIe 4.0 NVMeドライブを追加できる。

 CPUは米AMDの「Ryzen Zen 2」(8コア16スレッド)、GPUはAMDの「Radeon RDNA 2」。

 サーニー氏はオーディオの解説にも時間をかけた。新システム「Tempest Engine」の3Dオーディオで、例えば暴風雨のシーンなどでは、そこに飲み込まれるような感覚を楽しめるという。それを、一般的なヘッドフォンと2チャンネルのスピーカーで実現できると語った。

 sound

 ゲームの後方互換性については、公式ブログで「PS4で最もプレイ時間の長い上位100タイトルを調査したところ、ほぼ全てのタイトルが発売時にPS5上でスムーズに動作する」ことが確認できたとしている。PS4で発売済みの4000以上のタイトルについて、互換性の対応をさらに進めていくとしている。

【追記】互換性について、21日に公式ブログで補足があったので、そのまま転載しておく。「マーク・サーニーのプレゼンテーションでは、最も長い時間プレイされたPS4のゲームのうち、上位100タイトルに着目して、後方互換の検証が順調に進んでいる状況をお伝えしました。既に数百のゲームを検証しており、発売に向けてさらに数千のゲームの検証を行う準備を進めています。後方互換に関しましては、発売に向けてPS5のさらなる新情報とともにアップデートをお届けしてまいります。」

 backward

 今回のイベントでは、ハードウェアのデザインは披露されなかった。発売日や販売価格なども今後何らかの形で発表していくものとみられる。


【更新履歴:2020年3月24日午後6時30分 後方互換性についての公式ブログでの補足を追加しました。】



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