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» 2020年04月17日 06時00分 公開

体当たりッ!スマート家電事始め:着るエアコン「REON POCKET」買ってみた 家の中で使えば省エネに (1/2)

ソニーの「REON POCKET」は、背中に装着すると心地いい冷温感が得られる“着るエアコン”。屋外での利用を想定して作られているが、実際に使ってみると宅内でも便利と感じることが多い。

[山本敦,ITmedia]

 ソニーの「REON POCKET」(レオンポケット)は、背中に装着すると冷たさやあたたかさを感じられる“着るエアコン”のような小型デバイスだ。2019年夏にソニーのクラウドファンディングサイト「First Flight」で購入(支援)し、3月末に製品が届いた。支援金額は、本体とインナーウェア1枚のセットで1万6060円(税込)だった。

ソニーの社内ベンチャー支援プロジェクトから誕生した“着るエアコン”「REON POCKET」。長さ12cm、厚さは2cm。重量は約85g

 ワイヤレスマウスのように見える本体は、背面側にシリコンで覆われたパッドを備えている。この中にコア部品といえるペルチェ素子が組み込まれていて、電圧をかけると発熱/吸熱(冷却)する仕組み。専用インナーウェアに入れて装着し、首元(背中)を効率的にあたためたり、冷やしたりする(製品のコンセプトや技術については開発者インタビューに詳しい)。

本体の背面。グレーの部分がシリコンシートになっていて肌に直接触れる。このパッド部分だけが防水シーリング加工のため、REON POCKET全体が汗や雨でぬれるような使い方は避けたい

 専用のインナーはスポーツウェアのように肌触りがさらっとしていて吸汗性能も良く、家庭の洗濯機で洗える点もありがたい。ポケットに装着すると少し重みを感じるが、長時間身に着けていても肩がこることはなかった。上にシャツやジャケットを着てしまえば見た目にも分からないだろう。

本体はインナーウェアの首もとにあるポケットに装着する。電源を入れていない状態でも、パッドが肌に触れると少しヒヤッとするので、冬は少しパッドをあたためてから身に着けたい
上にシャツを着たところ。あまり目立たない

 ただ、「COOL」モード時には内部の熱を逃がすためにファンが回る。このとき本体側面のダクトを塞いでしまわないよう、ネクタイやボタンは外したほうがいいようだ。ソニーはそれを正しい使い方として紹介している。

操作に対する反応は良好

 本体の設定はモバイルアプリ「REON POCKET」(iOS/Android)で行う。Bluetooth Low Energyで接続し、電源操作やモードの切り替え、調整が可能だ。

REON POCKETアプリ

 アプリの画面からCOOLモードを選ぶと、即座にパッドが冷えてファンが回り始めた。操作に対する反応はとても機敏で小気味よい。WARMモードの場合はCOOLよりもゆっくりとあたたまってくる印象だが、待たされるというほどではない。

 3月下旬は都内では最高気温が20度を超えた翌日に雪が積もったりと気温が乱高下した。おかげでREON POCKETの冷感/温感モードの効果をどちらも試すことができた。

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