米航空宇宙局(NASA)は4月17日(現地時間)、米SpaceXの宇宙船「Crew Dragon」で宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に輸送する初めてのテストフライトを5月27日に実施すると発表した。
野口聡一氏も参加するミッション「Commercial Crew Program」のための最終テスト「Demo-2」として、2人の米国人宇宙飛行士が搭乗する。
Demo-2はCrew Dragonとそれを発射する「Falcon 9」のテストが目的で、飛行士らはISSにドッキングして数カ月(長さはまだ決まっていない)ISSに滞在した後、再びCrew Dragonに乗って地球に帰還する予定。
Demo-2は、米国が2011年に「Space Shuttle Program」を終了して以来、初めて米国製宇宙船で米国の基地から人間をISSに送り出すミッションになる。
リフトオフは日本時間の5月28日午前5時32分の予定だ。フロリダ州のケネディ宇宙センター第39発射施設から発射する。
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