音楽ストリーミングサービスSpotify傘下でポッドキャスト(Podcast)作成ツールを手掛ける米Anchorは4月28日(関連記事)、ZoomやGoogle Meet、FaceTimeなどでのビデオチャットの録画データを取り込んでポッドキャストに編集・配信する機能を追加したと発表した。
各ビデオ会議ツールで.mp4あるいは.mov形式で保存した動画データをそのままAnchorのWebアプリにアップロードするだけで自動的に音声データに変換されるので、あとは通常の音声データとして編集できる。
対応するのは以下のビデオ会議サービス。
YouTubeのリンクをAnchorに直接アップロードすることはできないが、未加工の動画ファイルとして保存してあれば、それをアップロードすればオーディオデータに変換できる。
アップロードし、音声に変換されたデータは、エピソードビルダーとライブラリにセグメントとして表示されるので、あとは普通に編集するだけだ。
各Web会議サービスでのビデオチャットの録画方法については、公式ブログに各サービスのヘルプページへのリンクがあるのでそちらを参照されたい。
例えば複数のメンバーが離れた場所から参加する形式のポッドキャストを運営している場合、ビデオチャットで表情やしぐさが見える状態で録画した方がコミュニケーションがしやすいだろう。
Anchorは3月24日には、1人でもAnchorのアカウントを持っていれば、最大4人がポッドキャストの録音に参加できる機能を発表した。ポッドキャストの主催者が一意のURLをメンバーに送ると、メンバーはこのURLをWebブラウザで開き、名前を入力するだけで録音に参加できる。
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