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ファンケルもマスク販売を開始、中国パートナーの協力で オリジナルマスクも開発へ 

» 2020年05月08日 15時57分 公開
[ITmedia]

 健康食品大手のファンケルは5月7日、不織布マスクの販売を始めると発表した。中国にある健康食品販売代理店から調達した不織布マスクをECサイト「ファンケル オンライン」で12日から販売する。50枚入りで価格は3190円から3590円(税込)。

大人用(写真=左)と女性・子ども用(写真=右)

 販売するのは、大人用、女性・子ども用、大人用(中国語パッケージ)の3種類。いずれも立体プリーツ加工の不織布マスクで、三層フィルター構造やノーズワイヤーが特徴。マスク不足の解消を目的としているため、6月30日注文分まで送料はファンケルが負担するという。

 ファンケルの会員には12日から順次メールで案内し、注文を受け付ける。一般の人には12日の午前10時から中国語パッケージの事前登録受付を始め、注文可能になった時点でメールで案内するとしている。

 1回で購入できるのは各3箱まで。商品は5月中旬から発送する。転売や買い占めなどを防ぐ観点から、不正や異常な注文と判断した場合は注文をキャンセルすることもあるという。

販売ページのイメージ(開発中の画面)

 ファンケルの島田和幸社長は、今回のマスク販売について「中国での健康食品事業のパートナー、中国国際医薬衛生有限公司と新型コロナウイルスの感染拡大下での相互支援で築いた強い絆を通じて実現したもの」と説明。今後はメーカーとしてオリジナルマスクの開発にも取り組む方針を示した。秋をめどに「心地良い肌触り」と「高い保湿効果」を合わせ持つ高機能のオリジナルマスクを発売する予定だとしている。

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