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» 2020年04月21日 18時39分 公開

シャープのマスク販売サイト、アクセス集中でスマート家電の操作に影響 なぜ?

シャープが家庭用マスクをECサイトで発売したところ、購入希望者のアクセスが集中して思わぬところに影響が出た。エアコンや空気清浄機がスマートフォンで操作できなくなったという。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 シャープが4月21日に家庭用マスクをECサイトで発売したところ購入希望者のアクセスが集中し、思わぬところに影響が出た。同日午前中からSNS上ではシャープ製のエアコンや空気清浄機がスマートフォンで操作できないという報告が相次いでいる。

シャープのマスク販売はつながりにくい状態が続いている

 シャープは今回のマスク販売にあたり、買い占めなどを防ぐため、一度に購入できる個数は1人1箱、購入日から3日間は再購入できないといった制限を設けた。購入希望者は、事前にシャープの「COCORO MEMBERS」サイトで無料の会員登録(COCORO IDの取得)を行う必要がある。

 4月20日にマスクの販売開始がアナウンスされると、購入希望者は会員登録のために会員サイトに殺到。同日午後からつながりにくい状態が続いていたが、21日午前10時にマスク販売が始まるとさらに増加。アプリによる家電操作にも影響が出始めた。

 シャープによると、原因は「マスクの購入と家電の操作に使うCOCORO IDのログイン画面が共通だったこと」。ここにアクセスが集中し、IDがなかなか認証されない状態になった。

シャープの「COCORO+」スマート家電
シャープ製洗濯機のアプリ画面

 家電の場合、運良く認証されることもあるが、アプリは数時間おきにバックグラウンドで認証を行っているため、しばらくするとログアウトしてしまう。シャープでは、「明日以降も影響が予測される。原因の究明と対策の検討を進め、適切な時期に利用者に伝えたい」としている。なお、家電本体の操作ボタンや付属リモコンからの操作は問題ない。

 シャープは2017年から「COCORO+」ブランドで各種スマート家電とネットワークサービスを展開。現在では11カテゴリー、396機種の家電が対応している。

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