風景に3Dオブジェクトなどを重ねて表示する「Mixed Reality」(複合現実)対応のスマートグラス「NrealLight」を開発する中国Nrealは5月18日、同端末の開発者向けキットの予約販売を始めた。12万9500円(税込)で、同社オンラインストアから注文できる。出荷は7月以降の予定。
AndroidスマートフォンやPCなどのデバイスと接続して利用するスマートグラス。片目の解像度は1080pで、表示できる画角は52度。前面には3つのカメラを備え、6DoF(3軸の並進・回転)のトラッキングに対応する。本体重量が88gと、一般的なVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などと比べて軽量なのが特徴。
視界の中に3Dオブジェクトを配置するアプリの開発や、従来のアプリを視界に表示させる実装などができる。
同社はKDDIと戦略的パートナーシップを2019年5月に締結した。KDDIは5G展開と絡め、モバイルデバイスでのAR(拡張現実)アプリケーションの実証実験などにNrealLightを活用している。
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