米Facebookが昨年12月に発表したFacebook上に投稿した写真と動画を米Googleの写真サービス「Googleフォト」に転送するユーザー向けツールが、日本を含む世界で利用可能になった。
同社幹部のアレクサンドル・ボイカ氏が6月4日(現地時間)、ツイートで発表した(現在同氏のFacebookアカウントは非公開になっている)。
移行するには、Webアプリ(新デザイン)の場合は自分のプロフィールページで、右上の[▼]→[設定とプライバシー]→[設定]→「あなたのFacebook情報」→「写真または動画のコピーを転送」→(パスワードの入力)→[転送先を選択▼]で「Googleフォト」を選ぶ(今のところGoogleフォトしか選択肢がない)。写真だけ、動画だけ、すべての3つの選択が可能だ。
ただし、移行するには当然ながらFacebookとGoogleのアカウントを連携する必要があるので注意が必要だ。Facebookの「データに関するポリシー」を確認してから判断することをお勧めする。
このツールの提供は、Facebookが2018年7月にGoogle、Microsoft、Twitterと共同で立ち上げたオープンソースプロジェクト「Data Transfer Project」(以下、「DTP」)の取り組みの一環だ。昨年8月には米Appleもこのプロジェクトに参加した。
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Google、Microsoft、Facebook、Twitterがユーザーデータ移行プロジェクト「DTP」立ち上げCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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