総務省は6月5日、主要なキャッシュレス決済サービスに対応したQRコードの統一規格「JPQR」普及に向け、22日から導入店舗の申し込みをWebで受け付けると発表した。「LINE Pay」や「メルペイ」など18サービスを一括で申し込める。各サービスの加盟店手数料も公開した。
申し込みからQRコードなどのスターターキットが届くまでには3〜4週間を要する。申し込みできる決済サービスは「au PAY」「d払い」「はまPay」「FamiPay」「PayPay」「ゆうちょPay」「楽天ペイ」(アプリ決済)など。「OKI Pay」「commoney」「はまPay」「PayPay」「ほくほくPay」(北陸銀行・北海道銀行)「MoneyTap」は8月上旬以降、Webで申し込み可能になる。
申し込みに年会費や初期手数料はかからない。既に対象となる決済サービスと直接契約している店舗も、Web受付を通してJPQRにまとめられる。ただしキャンペーンなどの都合上、PayPayのみJPQRと直接契約で手数料が異なる場合があるという。
キャッシュレス決済事業者の参加は今後も随時受け付ける。総務省は「対象となるサービスを拡大した場合でも(事業者側の対応により)店舗はそのままコードを使い続けられる」としている。
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