ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

18種の“○○Pay”に対応 統一QRコードを導入したい店舗のWeb受付開始 加盟店手数料も公開

» 2020年06月05日 12時45分 公開
[吉川大貴ITmedia]

 総務省は6月5日、主要なキャッシュレス決済サービスに対応したQRコードの統一規格「JPQR」普及に向け、22日から導入店舗の申し込みをWebで受け付けると発表した。「LINE Pay」や「メルペイ」など18サービスを一括で申し込める。各サービスの加盟店手数料も公開した。

 申し込みからQRコードなどのスターターキットが届くまでには3〜4週間を要する。申し込みできる決済サービスは「au PAY」「d払い」「はまPay」「FamiPay」「PayPay」「ゆうちょPay」「楽天ペイ」(アプリ決済)など。「OKI Pay」「commoney」「はまPay」「PayPay」「ほくほくPay」(北陸銀行・北海道銀行)「MoneyTap」は8月上旬以降、Webで申し込み可能になる。

 申し込みに年会費や初期手数料はかからない。既に対象となる決済サービスと直接契約している店舗も、Web受付を通してJPQRにまとめられる。ただしキャンペーンなどの都合上、PayPayのみJPQRと直接契約で手数料が異なる場合があるという。

 キャッシュレス決済事業者の参加は今後も随時受け付ける。総務省は「対象となるサービスを拡大した場合でも(事業者側の対応により)店舗はそのままコードを使い続けられる」としている。

参加予定決済事業者11社

  • au PAY
  • UnionPay
  • J-Coin Pay(調整中)
  • d払い
  • FamiPay
  • PayPay
  • メルペイ
  • ゆうちょPay
  • YOKA!Pay
  • LINE Pay
  • 楽天ペイ(アプリ決済)
photo 各決済サービスのJPQR対応時期と加盟店手数料

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.