米IBMは6月10日(現地時間)、長時間にわたって多リージョンで各種クラウドサービスがダウンした原因を、「外部ネットワークプロバイダーが誤ったルーティングでIBM Cloudネットワークをあふれさせ、トラフィックの深刻な輻輳を引き起こした」ことにあると説明した。
この問題は、日本時間の10日午前7時ごろにWatson AIで始まり、11日の午前0時ごろまで続いた。
IBMは、再発防止のための緩和策を講じたとしている。原因分析の結果、データ損失や(サイバー攻撃のような)セキュリティの問題は特定されなかったという。
IBM Cloud、長時間停止で調査中【復旧済み】
IBM、顔認識事業からの撤退を宣言 「人種プロファイリングや自由の侵害を容認しない」
Googleのクラウドサービスで障害発生 「G Suite」「GCP」など利用できない状況に
AWS障害、大部分の復旧完了 原因は「サーバの過熱」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR