ディー・エヌ・エー(DeNA)は7月7日、同社子会社のマンガボックス(東京都渋谷区)の株式の49%を東京放送ホールディングス(TBS)に譲渡し、マンガボックスを合弁会社化したと発表した。
マンガボックスは漫画アプリ「マンガボックス」を運営する子会社として2020年5月18日にDeNAから独立。7月7日にTBSから第三者割当増資による資金調達を行った。
TBSは中期経営計画の中で、オリジナル作品の開発強化を掲げている。今後、DeNAのマンガ編集力やマーケティング力とTBSの映像制作力や媒体力をかけあわせた作品作りを展開したい考え。
マンガボックスアプリはDeNAが13年にリリース。アプリのダウンロード数は1500万回に上る。主な利用者層は20〜30代の男女。講談社や小学館と連携しながら、「恋と嘘」や「ホリデイラブ」などのオリジナル作品を展開してきた。
DeNA、週刊漫画誌アプリ「マンガボックス」創刊 大手出版社と協力、新人作家育成も
DeNA「マンガボックス」、連載作品が初単行本化
漫画「境界のないセカイ」単行本化が白紙に 連載打ち切り 性役割に関する「表現上の問題」で
DeNA、20年3月期は492億円の最終赤字に転落 ゲーム事業関連の減損響くCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR