暗い古民家に昔のキャッシュレジスターが置いてあったので105mmの望遠で撮ったものがこちら。少しずつセッティングを変えながら撮ってみたところ、シャッタースピードは1/15秒で止まった。これより遅くするとちょっと微妙だ。
暗所でのAFはすこぶる優秀で(これはEOS Rから優秀だった)、手ブレ補正も効くなると素晴らしい。
ただ、広角でもシャッタースピード1秒となると手持ちだと難しい感じ。手ブレの特性は諸条件で変わってくるわけで、テスト条件では8段分補正が効くからといって実際の現場で常にそれが発揮できるとは限らないのだ。だから数字の大きさにとらわれず、もうちょっと大雑把(おおざっぱ)に捉えた方がいい。
個人的な感覚では、業界でトップとまではいかないけど、広角で1/2秒ならいけそうだ。
ISO1000まで上げたけど、夜の街をF11まで絞って手持ちで撮れるわけでこれは良い。
なお、シャッターは電子先幕を使用。
メカシャッター・電子先幕・電子シャッターの3つから選べ、デフォルトは「電子先幕」だ。なお、電子シャッター時もシャッタースピードの上限は1/8000秒。電子シャッターにしてもシャッタースピードを上げられるわけじゃない。
ISO感度は拡張ISO感度でISO102400までいける。
実際にはどうなのか常用ISO感度の最高値、ISO51200でうちの猫を撮ってみた。
室内でおもちゃで遊んでる猫を高速シャッターで撮るというミッション。ISO51200までめいっぱい上げて室内で1/1000秒である。
見事。クオリティー重視ならISO6400までかなあと思うけど、こういうカットならISO51200でもいける。
ちなみに、左手で孫の手をひらひらさせて猫の気を引きながら右手でカメラを握って撮ってる。AFは完全にカメラ任せだ。
AFの設定は「サーボAF」で、「瞳AF」は「動物優先」だ。つまりコンティニアスAFで猫の目にフォーカスを合わせつつ撮れるのでこちらは構図とタイミングだけ見てればいいのである。
このAFは素晴らしいぞ。
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