米Microsoftは8月17日(現地時間)、Webブラウザ「Internet Explore 11(IE 11)」および「Microsoft Edge Legacy」(2015年7月にWindows 10の既定ブラウザとしてリリースされたHTMLベースのブラウザ)の「Microsoft 365」でのサポート終了までの日程を発表した。
基本的には、IEの最新版はOSと同じ期限までサポートされる。今回発表されたのは、Microsoft 365でのサポートについてだ。つまり、IE 11からMicrosoft 365アプリやサービスにアクセスできなくなるまでの日程だ。
まず、今年の11月30日以降、IE 11でWeb会議サービス「Microsoft Teams」が使えなくなり、来年の8月17日にはMicrosoft 365全体をIE 11で使えなくなる。
来年3月9日のEdge Legacyの「end of life」というのは、Edge Legacyのデスクトップアプリのセキュリティアップデートの終了を指す。
なお、1月15日に公開された新しいChromiumベースのEdgeには「IEモード」があり、企業のレガシーアプリなどはこのモードで稼働させることができる。
Microsoftは、「新しいEdgeは最新ブラウザの最高の成果」であり、Edge Legacy用に作成されたアプリやWebサイトは新Edgeでも機能するとしている。
Chromium版新「Microsoft Edge」ロールアウト中 ダウンロードも可
Chromium版「Microsoft Edge」は自動更新で配信(ブロック方法あり)
Chromiumベースの「Microsoft Edge」には「IE mode」あり
「Internet Explorerの今後について」日本MS、ブログ公開 「世のコンテンツ、すでにIE非対応の最新技術で実現」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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