米Microsoftは1月15日(現地時間)、Chromiumベースの新Webブラウザ「Microsoft Edge」の正式版(79 stable)を予告通り公開した。
デスクトップ版(Windows およびmacOS)は専用サイトからのダウンロードが可能だ。ダウンロードしなくても、向こう数カ月をかけて全Windows 10ユーザーにロールアウトしていく計画だ。企業でIT管理者がPCを管理している場合は、ロールアウトはしない。
新Edgeは旧バージョンの非ChromiumのEdgeを上書きする。旧バージョンのお気に入り、パスワード、フォーム入力、基本設定などは新Edgeに自動的に引き継がれ、もちろん「規定のブラウザー」が急にEdgeになるようなこともない。
新Edgeのプレビュー版をインストールしている場合は、Microsoft Edge Insiderとして引き続き今後のβ版も並行して利用できる。
新Edgeのアップデートは、Windowsとは別に、おおよそ6週間間隔で実施される予定。次のアップデート(Microsoft Edge 80)は2月の見込みだ。
Microsoftは2018年12月にChromiumベースへの切り替えを発表し、Microsoft Edge Insiderプログラムでフィードバックを集めつつ開発してきた。
新Edgeには、重要なオンプレミスサービスをまだEdgeに移行できていない企業ユーザーのために、Edgeで完全なInternet Explorer(IE) 11互換性を実現する「Internet Explorerモード」や、Cookieやトラッカーの設定を3段階から選べる機能などがある。
【更新履歴:2020年1月16日午前8時30分 当初ダウンロードできるのはWindows 10のみとしていましたが、macOS版もダウンロードできます。お詫びして訂正します。】
【更新履歴:2020年1月16日午後6時30分 iOSおよびAndroidアプリも既にインストール可能でした。お詫びして訂正します。】
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