中国ByteDance傘下で米国に拠点を置くTikTokの米オフィスは8月17日(現地時間)、「記録を修正し、企業情報をリアルタイムで共有するための」新しいTwitterアカウントと、真実を伝えるための新たな情報ハブを開設したと発表した。
ByteDanceはTikTokの公式Twitterアカウントを2014年から持っているが、こちらの拠点は「グローバル」と表示されている一方、新アカウントは「カリフォルニア州ロサンゼルス」になっている。
情報ハブには、「米連邦政府やメディアで増加しているTikTokについてのうわさや偽情報を修正させてください。TikTokは中国では利用できません。米国のユーザーデータはシンガポールでバックアップしつつ、バージニア州に保存されています。TikTokは米国のユーザーデータを中国政府に提供したことはなく、要請されても今後も提供しません」とある。
このページには6日の大統領令や透明性レポートの取り組みなどについての説明へのリンクが並ぶ。
この大統領令は、米国企業に対し、ByteDanceとの取引を禁止するというものだ。TikTokはこの命令には根拠がないと指摘し、訴訟も辞さないとしている。
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