オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)「WordPress」の開発者、マット・マレンウェッグ氏は8月22日(現地時間)、自身のTwitterアカウントで、米AppleがWordPressのiOSアプリをレビューし直し、アプリ内課金機能を追加しなくてもアプリのアップデートを継続できるようにしてくれたとツイートした。
同氏は前日、しばらくiOSアプリをアップデートできなかった理由をツイートで説明し、アプリ内課金機能を30日以内に追加することを条件にアプリのロックを解除してもらったとしていた。
Appleはその後、米The Vergeなどのメディアに対し、「WordPressアプリの問題は解決した。開発者がアプリからサービス支払いオプションの表示を削除したため、このアプリは無料のスタンドアロンアプリとなり、アプリ内購入機能を追加する必要がなくなった。開発者にもこれを通知した。混乱を招いたことについて謝罪する」という声明文を送った。
マレンウェッグ氏によると、Appleに対してサービス支払いオプションの表示を削除することでアプリのロックを解除するよう求めたが拒否されたという。その後Appleが方針を変えたようだ。
マレンウェッグ氏は「悪いニュースは良いニュースより早く拡散するものなので、Appleが方針を変えてくれたこと(良いニュース)をシェアしてほしい」としている。
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