米民主党の大統領候補であるジョー・バイデン氏の選挙キャンペーン事務所は9月1日(現地時間)、任天堂の人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」(米国では「Animal Crossing」)でのバーチャルな選挙キャンペーンを開始した。
キャンペーンサイトの専用ページには、あつ森の島の画像キャプチャが掲載されており、島に立てられた看板に、オリジナルのマイデザインが4種類掲示されている。ユーザーは、専用ページに掲載されたQRコードを読み取ると、各デザインを入手できる。
ページのアバターの左は副大統領候補のカマラ・ハリス氏、右がバイデン氏だ。QRコード付きで並んでいるマイデザインの左端は、バイデン氏のトレードマークであるサングラスを模したもの。右から2番めの画像は、虹色のストライプでLGBTQの支持を示しているのだろう。今後、アイテムは増えていく見込みだ。
米大統領選で候補者がゲームを利用するのはこれが初めてではない。バラク・オバマ氏は2008年のキャペーンでゲーム内にバーチャルな看板を建てた。ヒラリー・クリントン氏は2016年、「Pokemon Go」のポケストップでイベントを開催し、有権者登録を促した。
共和党のドナルド・トランプ候補のキャンペーンチームは今のところ、ゲームは利用していない。
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