米Facebookは9月10日(現地時間)、大学別のクローズドなサービス「Facebook Campus」を発表した。まずは米国の30校のカレッジ向けに提供を開始した。
コロナ禍でほとんどの大学がリモート講義に切り替え、学生がリアルな交流を望めない中での「共通の関心事で仲間とつながるのを助けるための大学専用の空間」という。
Facebookは2004年の立ち上げ当時は大学発行のメールアドレスでしか登録できない学生専用のサービスだったので、これは原点回帰ともいえる。ただし、独立した新たなアプリではなく、公式Facebookアプリ内の1つのセクションとして追加された。
提供対象校の学生は、大学支給のメールアドレスと卒業年を使ってメインのプロファイルとは別にCampus用プロファイルを作成する。オプションで、専攻、クラス、出身地などの情報も追加できる。
これで、大学固有のグループやイベントに参加したり、同じ大学内のユーザーと友達になったりできる。Campusで共有したコンテンツは、Campus内でのみ表示される。ニュースフィードもCampus専用だ。
クラス、専攻、学年などで仲間を見つけるための「Campus Directory」機能もある。ユーザーがそれらの情報を登録時に入力していれば、Directoryに表示される。
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