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一緒に外出したくなる軽快カメラ、ニコン「Z 5」 価格は下げてもファインダーに妥協なし(3/4 ページ)

» 2020年09月29日 07時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 動物を撮りたいときは「動物認識」をオンにする。このとき、人間の瞳には合わなくなる(試したところ、合わないことはないが、人間の認識率がぐっと落ちる)のはちょっと残念だ。

オートエリアAF時の顔と瞳認識の中に「動物認識する」がある
うちの猫。このアングルでもちゃんと目を認識してくれた。素晴らしい
ベッドの上でゴロゴロしているうちの猫を35mm F1.8の単焦点レンズで撮影。きちんと瞳にフォーカスが来ているのがありがたい(35mm 1/40秒 F1.8 ISO220)

 さて、24-50mmではちょっと不満、という人にお勧めなのが24-200mmの高倍率ズームレンズ。S-lineではないが、価格も手頃で軽量だ。

2020年7月に発売された「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」は超便利な高倍率ズーム。570gと軽量でコンパクトだ。写真はレンズをめいっぱい伸ばしたところ。

 これがZ 5に似合うのである。写りもいいし。

小ぶりなヒマワリをモニターをチルトさせて少し低い位置から望遠で狙ってみた。写りはさすがニコンのレンズって感じで非常によい(24-200mm 200mm 1/400秒 F8 ISO200)
走ってくる列車をコンティニアスAFで狙って連写した中の1枚。ターゲットAFでちゃんと追従してくれた(24-200mm 200mm 1/200秒 F10 ISO500)

 さて、さきほどセンサーが裏面照射型ではなくなったという話をした。その分、高感度時の画質はどうか。

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