理化学研究所(理研)と凸版印刷、サントリー酒類は10月13日、理研のスーパーコンピュータ「富岳」を使った、室内環境でのウイルス拡散予測の研究成果を活用してフェイスシールドを開発し、飲食店で実証実験すると発表した。フェイスシールドの設計情報は、オープンデータ化する計画だ。
理研は富岳を使い、室内環境でのウイルス飛沫感染予測とその対策について研究開発を行っている。今回、サントリー酒類と凸版印刷が、富岳の研究成果の一部を活用してフェイスシールドを開発し、飲食店で実証実験する。開発するフェイスシールドの設計情報はオープンデータ化し、「広く社会に貢献していくことを目指す」としている。
「フェースシールドでは不十分」 神戸市がコロナ対策で公式見解 ECサイト対応に課題
人工衛星データ使った世界の降水予報、理研ら研究チームが公開 「富岳」も活用へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR