コクヨは10月13日、会議室での会話で生じる飛沫や呼気を吸い込んでろ過し、室内への飛沫の拡散を防ぐ会議用テーブル「エアトリーブ」を開発したと発表した。12月から受注を始める。オープン価格。
天板上部の中央に吸引機を配置。毎秒2.5メートルの風の流れを発生させて飛沫や呼気を吸い込み、室内への飛沫の拡散を防ぐとともに、テーブル天板下の空気清浄ユニットに、吸引した空気を送る。
空気清浄ユニットには、ウイルス経相当(0.08マイクロメートル)の粒子を吸着・除去できる電子式集塵フィルターを搭載しており、浮遊ウイルスも除去できるとしている。
空気清浄ユニット1台当たり、毎分15平方メートルの空気をろ過できる。10人用会議室(32平方メートル×天井高さ2.8メートル)に、エアトリーブW4800タイプ(ユニット4台内蔵)を設置した場合、1時間で換気36回相当の空気清浄が可能という。
空間に浮遊するウイルスを、稼働から2〜3分で初期値の90%以下、4〜5分で同99%以下に低下させるとうたっている。エアトリーブ使用時にも、マスクを着用したり、対面を避けたり、距離を確保するといった対策は必要としている。
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