ところでアルミなのにQi充電できるのか?と疑問に思うところですが、Googleが米メディアに説明したところによると、背面のアルミにはQi充電コイル用の物理的な切り欠きがあり、その部分で充電できるようになっているそうです。バイオレジンできれいにコーティングされているので、どこにその切り欠きがあるかはわかりません。
【UPDATE】Googleの中の人に、下の図を紹介してもらいました。12のあたりにコイルが入っているそうです。
うちにあるPixel Standを含む複数の無線充電器に載せてみたところ、問題なく充電できました。(Pixel Stand、いまGoogle Storeから消えてますが、Googleの中の人によると、ディスコンではないそうです。)
リバース充電(スマホをモバイルバッテリー代わりに使うこと)もできます。Pixel 5の場合は「電池の共有」というアイコンがクイックメニューにあるので、これをタップして背面に無線充電対応のスマホやイヤフォンケースを置くと「ちゃりーん」という音がして充電が始まります。
外出先にPixel 4とPixel 5を持っていったとき、2台を背中合わせにしてバッグのポケットに入れて充電してみたんですが、これはだめでした。Pixelが過熱してしまい、「デバイスの温度が下がってからもう一度お試しください」と注意されました。机の上などに置いてやるのが正しいお作法なのでしょう。
低速充電なので満タンにするのは難しそうだし、ほうっておくと満タンにならないうちに充電が中断したりしますが、へたってきちゃったAirPodsなどを出先で充電するには使えそうです。なにしろPixel 5のバッテリーはPixel史上最大の4000mAhなのですから。
ディスプレイサイズは5.7インチから6インチに大きくなりましたが、パンチホールのある部分(画面の上部4ミリくらいの範囲)はホーム画面やGoogleマップ以外のアプリではほとんど使わないこともあり、広くなったと感じることはあまりないです。でも、ベゼルの幅が上下左右で揃っているのは気持ちいいものです。
ディスプレイで他に気づいたのはPixel 4より青っぽくなったこと。Pixel 3からPixel 4になったときに青っぽいから黄色っぽいに変わったのが、また元に戻った感じです。これは好みの問題だし、比較しなければわからない程度ですが、写真を表示したときに印象が変わりそうです。
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