韓国SK hynixは10月20日(現地時間)、米IntelのNANDメモリおよびストレージ事業を90億ドル(約9500億円)で買収することで合意に達したと発表した。取引は2段階で、最終的に完了するのは2025年3月の見込み。
この取引には、IntelのNAND SSD事業、NANDコンポーネントおよびウェハー事業、中国大連にあるNANDメモリ製造工場が含まれる。
Intelはこの売却の収益を、AI、5Gネットワーキング、エッジ製品などの主力事業に投資していく。
Intelのボブ・スワンCEOは発表文で「われわれが構築したNANDメモリ事業を誇りに思っている。SK hynixは、この事業買収でメモリエコシステムを成長させていくと確信する。Intelはこの取引により、差別化されたテクノロジーへの投資にさらに優先順位を付けられる」と語った。
Intelは昨年7月には米Appleにスマートフォンモデム事業を売却し、5Gモデム事業からも撤退した。
【更新履歴:2020年10月20日午後1時50分 日本円への換算が間違っていました。お詫びして訂正します。
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