次にMacBook Proを見ていくが、初めに「基本性能は共通」と書いたように、多くの点でスペックはMacBook Airと変わらない。
先に本体サイズなど外観から見ると1.56(高さ)×30.41(幅)×21.24(奥行き)cmで、高さ以外はMacBook Airと同様。重量は1.4kgで、Airとは110g差。内蔵バッテリー容量が58.2WhとAirに比べて多いため、この分重くなっているとみられる。
ディスプレイも同じく13.3インチで、唯一異なるのは輝度が500ニトと100ニト分明るいこと。キーボードは従来のProモデルを踏襲してTouchBarを搭載している。ポートはAirと同じくThunderboltポート×2。Touch IDにも対応。付属電源は61WのUSB-Cアダプター。
全モデル8コアCPU+8コアGPUのM1チップで、最小構成は256GB SSDと8GBメモリで13万4800円。最大構成である2TB SSDと16GBメモリでも23万4800円。
MacBook Airと異なるのは、ファンを搭載していること。ファンレスに比べれば当然冷却性能が上がるため、同じM1チップといっても高負荷な処理が続く際にはMacBook Proの方が有利だと考えられる。
マイク性能は、MacBook Airが「指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ」としているのに対し、Proは「指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ」だとしている。発表会の中でAppleは、FaceTime通話やスタジオでのボーカルの録音を「非常にクリアに行える」と説明した。スピーカーもMacBook Airに比べてハイダイナミックレンジな再生が可能としている。
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