フリマサイト「メルカリ」で、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が11月12日に発売する「PlayStation 5」(PS5)の高額出品が相次いでいる。11月11日正午時点で10万から20万円前後で取引され、中には約30万円の出品もあった。
PS5のメーカー希望小売価格は、通常版が49980円(税別、以下同)、ディスクドライブのないデジタル・エディションは39980円のため、約3倍から5倍の価格で出品されていることになる。
記者がメルカリで「PS5 本体」と検索したところ、確認した出品数は30件以上。出品理由の多くが「抽選に複数回当選したため」としているが、メルカリは手元にない商品の出品を規約で禁止している。さらに同じ写真が複数の出品で使い回されていたり、ゲームメディアに掲載された写真を流用していたりするケースも確認できた。
オークションサイト「ヤフオク!」やECサイト「Yahoo!ショッピング」でも13万〜15万円での高額出品が続出。ゲーム販売店が自社のWebサイトやTwitterアカウントで定価以上の買い取りをうたっているケースも確認した。
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