米NVIDIAは11月19日(現地時間)、ゲームストリーミングサービス「GeForce NOW」をiOSのSafari経由で提供すると発表した。2月にスタートしたサービスを、ようやくiPhoneとiPadでも利用できるようになる。
GeForce NOWは、月額1800円(税別)でクラウド上のゲームをプレイできるサービス。Windows、macOS、Android、Chromebookでプレイ可能だが、ストリーミングゲーム全般の月額料金の支払い方法が構造的に米Appleのガイドラインに沿わないため、iOSアプリを提供できない。
Appleは9月にガイドラインを緩和したがまだ規制が厳しい。だが、Appleはこのガイドラインの緩和の際、Webアプリでの提供も認めていた。
これを受け、米Googleもゲームストリーミングサービス「Stadia」のSafari向けWebアプリの提供を開始する見込みだ。
NVIDIAはまた、米Epic Gamesの「Fortnite」もSafariでプレイできるようにするよう取り組んでいることも明らかにした。Fortniteは現在、App Storeから削除されており、AppleとEpic Gamesは30%のいわゆる「Apple税」をめぐって係争中だ(Appleは18日、年間収益が100万ドル以内の小規模事業者に対するApple税を15%に引き下げると発表した)。
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