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Twitter、2021年に認証済み青バッジ申請再開へ ポリシー草案へのご意見募集中

» 2020年11月25日 08時22分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Twitterは11月24日(現地時間)、2017年に停止した青い認証済みバッジの申請を、2021年に再開する計画を発表した。新しいポリシーの初版を公開し、ユーザーからのフィードバックを求めている。

 twitter 新ポリシー初版

 青い認証済みバッジは、Twitterが「著名人のアカウントなど、世間の関心を集めるアカウントが本物であることを示」すために表示するもの。フェイクアカウント対策として考えられたものだが、“著名人のあかし”と受け取られてしまい、2017年に差別主義者のアカウントに認証済みバッジを提供したことで批判され、バッジ申請システムを停止している。

 新しいポリシーは、バッジの意味、バッジ付与の対象となるユーザー、バッジ剥奪の基準などを定義する。

 バッジの定義も変わり、従来の「アカウントが本物であること」に加え、「アカウントが注目に値し、アクティブである必要がある」となった。

 本人であっても、Twitter上だけでなく、実社会でも何らかの活動しており、それが社会的に認知されていなければ認証しないということだ。

 また、これらの条件を満たしてバッジを付与されたユーザーでも、欺瞞的行為などがあればバッジを取り消される可能性がある。

 バッジの対象はポリシー初版時点では以下の6カテゴリー。増える可能性もある。

  • 政府機関(国家元首、選出議員、大臣、制度的機関、大使、公的機関の広報担当者など)
  • 企業、ブランド、組織(著名な幹部のアカウントを含む)
  • ニュース(新聞、雑誌、放送局、テレビ番組、オンラインメディア、ポッドキャストなどと、ジャーナリスト個人)
  • エンターテインメント(映画製作会社、テレビ局、音楽レーベルなどと、アーティスト、映画監督などの個人)
  • スポーツ(スポーツリーグ、チームなどと、選手、コーチなどの個人)
  • 活動家、主催者、その他の有識者(上記のカテゴリにーのいずれにも該当しないが、Twitterでコミュニティメンバーの活性化を行い、実社会に変化をもたらしている個人)

 ポリシーでは、各カテゴリーで満たすべき要件についても説明がある。例えばフリーランスのジャーナリストの場合、バッジ申請から6カ月以内に署名入り記事を3件以上提示する必要がある。活動家の要件は最も厳しく、差別的な発言や嫌がらせを投稿していたらバッジは付与されない。

 Twitterは著名性に関する一般的な条件を以下のように定義している。

 notability 著名性に関する一般的な条件

 また、上記の条件に適合していても、パロディアカウント、ニュースフィードアカウント、コメンタリーアカウント、ファンアカウント、ペットや架空キャラのアカウント(認証済みの企業、ブランド、組織や、認証済みのエンターテイメント作品と関連がある場合を除く)は認証の対象外だ。

 Twitterはさらに、Twitterにはバッジや認証自体をいつでも予告なしに解除する権利を留保するとし、解除するケースについても説明した。

 フィードバックは同日から12月8日まで募集する。応募はTwitterブログのアンケートから送信できるとある(本稿執筆現在、このリンクに応募フォーマットは見当たらないが)。

 新しいポリシーの施行は12月17日の予定。認証バッジの申請の開始日はまだ具体的には決まっていない。

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