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全高18mのガンダム、ついに動く ライトアップが作り出した「脅威のメカニズム」(1/3 ページ)

» 2020年12月01日 00時20分 公開
[林佑樹ITmedia]

 「ガンダム、起動」の声を合図にゆっくりと左足を上げ始めたガンダム。「全モーターのトルク値、異常ないか」「メインカメラ、油圧センサー、どちらとも異常なし」。管制官とパイロットの状況確認が続く中、一歩ずつ歩き始める。

動き出した「RX-78F00」ガンダム© 創通・サンライズ

 一般社団法人「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」は11月30日、横浜の山下ふ頭で“動く実物大ガンダム”の内覧会を行った。12月19日からの一般公開に先駆け、報道関係者向けに実施したもので、実際に「RX-78F00」ガンダムが動く様子や特別観覧デッキ「GUNDAM-DOCK TOWER」を公開した。

 全高18m、重量25t。各関節にモーターを備え、より大きなパワーが必要になる腰や大腿部には電動シリンダーを採用した。自由度は両手を除いて24。鋼鉄製のフレームとカーボン強化樹脂の外装で造られた巨大な構造物が動く様子は圧巻だ。

 歩を進めたガンダムが両手を上げると、集まった報道関係者に小さなどよめきが起きた。複雑な構造をした大きな指が、見た目からは想像できないほど繊細で滑らかに動いたからだ。

滑らかに動く指
発進の演出の最後にはガンダムがGUNDAM-DOCK TOWERの方向を向く。このとき腰もひねっている
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