「ニコニコ動画」や「ニコニコ生放送」で障害が発生し、12月14日午後9時ごろから動画を再生しにくくなっている。運営元のドワンゴによれば、原因は不明で現在は復旧作業中という。同じ時間帯に「YouTube」など米Googleが提供するサービスで障害が発生していた。
ドワンゴによれば他にも、検索結果やランキングが正しく表示できない、ページの表示に時間がかかるといった不具合が発生しているという。同社の栗田穣崇COO(最高執行責任者)は自身のTwitterアカウントで「異常な量のアクセスで動画に影響が出ている」と投稿している。
この状況を受け、Twitterでは発表直後に「ニコニコ」がトレンド入り。午後9時55分現在、YouTubeは復旧しているが、ニコニコ動画はつながりにくい状態が続いている。
ドワンゴは12月14日午後10時20分、ニコニコ動画やニコニコ生放送が復旧したと発表した。コンテンツ配信サービス「ニコニコチャンネル」はメンテナンスを継続している。
障害発生当初、ネット上では「YouTubeのユーザーがニコニコに流れたのでは」という声もあったが、栗田COOは自身のTwitterアカウントで、ニコニコ動画の障害と、YouTubeで同時刻に発生した障害との関連性を否定している。
【編集履歴:2020年12月14日午後11時20分 記事初出時、タイトルで「YouTubeダウンの余波でアクセス集中か」としていましたが、運営元が関連性を否定したため、タイトルを変更し、本文を一部加筆修正しました。】
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