コロナで企業へのサイバー攻撃も拡大 対策には「技術現場だけでなく、経営者のリーダーシップが必要」と経産省
経済産業省は、新型コロナウイルスの感染が拡大した今年3月以降、企業へのサイバー攻撃の危険度が増しているとして、経営者に対して注意を呼び掛けた。
テレワークの拡大などで攻撃の糸口が増えている他、ランサムウエアで金銭の支払いを求められる事例も増え、「現場がこれまでの取り組みを継続するだけでは、対応が困難」と指摘。経営者にリーダーシップを持って対処するよう求めている。
今年3月以降、サイバーインシデントの報告を受け付けるJPCERT/CCに対する相談件数が増加。特に、電子メールを媒介に感染を広げるマルウェア「Emotet」による被害の相談が急増したという。
サイバー攻撃は高度化・多様化しており、さまざまな関係者を巻き込む複雑なものになっているため、「技術的な対策だけではなく関係者との調整や事業継続等の判断が必要」と指摘し、経営者がリーダーシップを取るよう呼び掛けている。
また、海外拠点とのシステム統合時に、セキュリティ上の脆弱性を持ち込んでしまう可能性もあるとして、拠点のある国・地域の環境のリスク評価や、それに対応したアーキテクチャの設計など、グローバルガバナンスの確立が必要だと述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
日本人の大腸がん、約半数に“腸内細菌の毒素”が関与 40歳以下の発症は7割 東大・阪大が200人を全ゲノム解析
-
2
「コミューン」不正アクセスでLINEヤフー、Sansan、パナソニックでも会員情報漏えいの可能性
-
3
「お前たちのクラウドはわれわれのもの」 IDCFクラウドの管理画面に出た攻撃者のメッセージ 内容に運営元は
-
4
履歴書100通に1通「AIだけが読める文字」 20万件調査でわかった“就活ハック”の手口 米研究
-
5
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
6
山中で遭難の16歳少年、登山計画に生成AI「Claude」利用 救助隊は「ルートの妄信」警鐘
-
7
JR東日本、「えきねっと」「ビューカード」などで漏えいか メルアドなど最大609万件 IDCFへの不正アクセスで【追記あり】
-
8
SBI証券、Google・Appleパスキー乗っ取り被害「確認されていない」 注意喚起は他社事案
-
9
OpenAI、安全性研究者3人を解雇 本人らは「安全性を優先したため」と主張、同社は「機密情報の扱いに関する規定違反」と説明
-
10
ブックオフに不正アクセス、最大約643万件の個人情報流出 氏名、住所、ハッシュ化パスワードなど
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR