愛媛大学(愛媛県松山市)は1月4日、外部からの不正なログインによって、学生2人のメールアドレスから約3万5000件の迷惑メールが送信されていたと発表した。学生が利用しているイベント管理サービスに第三者が不正アクセスし、メールアドレスとパスワードを窃取した可能性が高いという。
迷惑メールが送信されたのは2020年11月27日午後1時〜30日午前8時ごろ。愛媛大によれば、メールはECサイトへのアクセスを促す内容だったという。イベント管理サービスに不正アクセスを仕掛けた人物が、恒常的に愛媛大の学内システムを攻撃していた痕跡も発見した。
現時点では、迷惑メールの送信や学内システムへの攻撃による個人情報の流出は確認していない。愛媛大は再発防止策として、学生にパスワードの使い回しを控えるよう呼び掛ける方針だ。
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