パナソニックは、自社の国内工場で製造した不織布マスクを、1月12日から公式通販サイト「Panasonic Store Plus」で一般向けに販売する。50枚入り1箱3278円(税込、送料別)。社内や関係先向けに提供していたマスクを、社会貢献活動の一環として一般にも販売することにした。
同社は昨年5月から国内工場クリーンルームに生産設備を導入し、一般用マスクと一般医療用マスクを製造。社内や関係先に提供してきたという。7月からは「夏用マスク」も製造し、各種スポーツ関連団体に寄付していた。
今回発売するのは、飛沫や微粒子を99%カットできるフィルターを採用した国産材料の3層不織布マスクで、サイズは95×175mm。右下に「Panasonic」のロゴが入っている。
12日午前10時に発売する。注文が多ければ届けるまで時間がかかる場合があるとしている。
国内家電メーカーでは、シャープが昨年4月から自社生産マスクを一般販売している。価格は1箱50枚入りで3278円で、パナソニックと同じ。月1回マスクを送る「定期便」(30枚入り1箱1650円)も提供している。
シャープ、個人向けマスクを4月21日に発売 1箱50枚で2980円
シャープの「マスク定期便」、申し込み手順を一部変更した理由
落ち着いて、マスクは「紙」じゃない
「マスクやトイレットペーパーの品薄ない」 経産省、落ち着いた購買行動を呼びかけ
アイリスオーヤマ、国内で医療用マスクと除菌ティッシュを生産へ コロナ禍の長期化に備えCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR