ITmedia NEWS > 製品動向 >
ニュース
» 2021年01月13日 17時41分 公開

CES 2021:中国TCL、カラー対応の反射型液晶ディスプレイ搭載タブレット発表 動作は電子ペーパーより滑らかで省電力

中国TCLは、反射型液晶を搭載したAndroidタブレット「TCL NXTPAPER」を発表した。TCLのディスプレイ技術「NXTPAPER」を採用した初の商用製品となる。価格は349ユーロ(約4万4000円)。

[石井徹,ITmedia]

 中国TCLは1月12日、オンライン展示会「CES2021」で、反射型液晶を搭載したAndroidタブレット「TCL NXTPAPER」を発表した。4月に欧州、中米、中東、アフリカ、アジア太平洋地域で発売する。価格は349ユーロ(約4万4000円)。

反射型液晶を搭載したAndroidタブレット「TCL NXTPAPER」

 TCL NXTPAPERはバックライトを使わない反射型液晶を搭載し、目に優しい表示ができるという8型のタブレットデバイス。TCLのディスプレイ技術「NXTPAPER」を採用した初の商用製品となる。

TCL NXTPAPERの実機

 NXTPAPERは透過型液晶ディスプレイと電子ペーパーの中間のようなディスプレイで、スマホで一般的に採用される透過型液晶よりも電力効率が65%良く、電子ペーパーよりも動画を滑らかに表示できるといった特性を併せ持つ。紙のような見た目のため、ブルーライトが抑えられるという。

 省電力のディスプレイ技術では、カラー電子ペーパーの開発も進んでいるが、NXTPAPERはコントラストや生産コストで優位性があるとしている。

 同社は子どもの目に優しい教育向けタブレットとして「TCL NXTPAPER」を開発。厚さは7.4mmで重量は316g。ペン入力にも対応。IP52相当の防滴・防塵(じん)をサポートしている。

 この他、TCLはスマートフォン「TCL 20」シリーズや、ディスプレイが折り畳めるフォルダブルスマートフォン、廉価なLTEタブレット「TCL TAB 10S」などを発表した。

5G規格に対応した「TCL 20」シリーズ

 TCL傘下のディスプレイメーカーCSOT(華星光電)が開発する「ローラブル」ディスプレイ技術も紹介。縦長に拡張できるスマホや、巻物のように開けるタブレットのコンセプトデザインを披露した。

ローラブルディスプレイ搭載のスマホなども披露

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.