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パナソニック、画像解析カメラのスターターキット すぐにAIを体験できるプリインストールアプリを用意

» 2021年01月18日 19時01分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月18日、AIで画像解析ができる「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」に対応したカメラ「VRK-C301」の開発者向けスターターキットを1月21日に発売すると発表した。価格はオープン。10個のプリインストールアプリを付属した開発用のソフトウェアキット(SDK)を同梱し、開封後すぐにオブジェクト検出や姿勢推定などのAI解析を体験できるという。

photo AIによる画像解析に対応したカメラ「VRK-C301」
photo スターターキットの同梱物

 開発者はプリインストールアプリを使い、カメラで利用できる機能を確認。それを基に、自社の使用環境に合わせたアプリを開発する。プリインストールアプリを用意した理由について、パナソニックは「ユースケースのイメージがしやすいため」と説明している。

photo プリインストールアプリ

 VRK-C301はパナソニックが2020年4月に発売したカメラ型のコンピューティングデバイス。6コアの高性能CPUを搭載しており、さまざまなアプリに対応する。本体サイズは87(幅)×87(高さ)×35.6(奥行き)mm。重さは約260gでカメラは1080p(30fps)。

photo 「VRK-C301」の主な仕様

 対応言語はC、C++、Pythonで、Ubuntu(18.04)で動作する。

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