NTTデータ関西は2月16日、新型コロナウイルスワクチンの接種予約を支援するシステムを5月から無償提供すると発表した。人口5万人以下の100自治体が対象で、3月1日から申し込みを受け付ける。
同社が地方自治体向けに提供しているクラウド型の予約システム「e-TUMO」をベースにしている。住民はPCやスマートフォンから接種会場ごとの空き状況を確認し、予約できる。問診票の回答機能や、同一接種券番号による予約の重複を確認する機能も備える。
一方、自治体側には予約枠の設定や予約状況を確認できる管理機能を提供する他、厚生労働省が構築する専用データベース「ワクチン接種円滑化システム」(V-SYS)との連携機能も搭載する。地方自治体専用のネットワーク「総合行政ネットワーク」(Local Government Wide Area Network、LGWAN)に対応しているため、「短期間で導入が可能で、高い安全性を実現している」(NTTデータ関西)という。
導入を希望する自治体は3月31日まで専用サイトで受け付ける。
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