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「Apple TV」アプリが「Chromecast with Google TV」に降臨

» 2021年02月19日 08時34分 公開
[ITmedia]

 米Googleは2月18日(現地時間)、米Appleの動画サービスアプリ「Apple TV」アプリを映像ストリーミング端末「Chromecast with Google TV」で利用できるようにしたと発表した。Appleのオリジナル動画サービス「Apple TV+」のコンテンツを同端末を接続したテレビで視聴できるようになる。

 chromecast

 同社は昨年12月にApple TVアプリサポートを「来年初頭に」行うと予告していた。

 Apple TV+は、Apple TVアプリでのみ利用可能な月額600円の動画配信サービス。「フォー・オール・マンカインド」(19日からシーズン2がスタート)やジャスティン・ティンバーレイク主演の映画「パーマー」など、Appleのオリジナルコンテンツを視聴できる。Appleのハードウェアの他、Windowsパソコン、ソニーのPlayStation、米MicrosoftのXbox、米AmazonのFire TVなどでも視聴可能だ。

 Chromecast with Google TVでApple TVアプリを使うと、Googleの音声アシスタント「Googleアシスタント」でApple TVアプリを起動したり、「ねえGoogle、『パーマー』を再生して」と命令することで直接コンテンツを再生できるようになる。

 Googleはまた、ソニーとTCL製のGoogle TVテレビでもApple TVアプリが使えるようになると発表した。今後数カ月以内に、より多くのAndroid TV端末に展開する予定という。

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