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YouTube Studio、動画アップロード中に著作権侵害がないかチェックする機能

» 2021年03月18日 11時28分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Google傘下のYouTubeは3月17日(現地時間)、クリエイター向けの新しい著作権侵害対策機能を追加したとサポートページで発表した。デスクトップで動画をアップロードするプロセスに新たに「チェック」というステップをオプションで追加し、コンテンツに著作権侵害の可能性がないか確認できるようにする。現在ロールアウト中だ。

 check アップロードプロセスに「チェック」が追加された

 著作権侵害の可能性だけでなく、YouTubeパートナープログラムに参加している場合は、広告の適合性も確認できる。

 著作権チェックには通常3分程度かかるという。広告適合性チェックにはさらに数分かかる可能性がある。画面には予測時間が表示される。

 これにより、確認のためにまず非公開でアップロードするというステップが不要になる。ただし、この機能は完全ではないので、公開後に動画が制限を受ける可能性は残るとしている。

 チェックで著作権侵害の可能性が見つかった場合は「詳細を表示」をクリックすると、侵害する可能性のあるコンテンツを確認でき、対処方法も提示される。

 広告の適合性についての問題が見つかった場合は、まずはコンテンツガイドラインを参照するよう勧めている。

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