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「災害用音声お届けサービス」、2022年3月31日で提供終了 災害用伝言板などを代替に

» 2021年03月29日 11時58分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは災害時に音声メッセージを送受信できる「災害用音声お届けサービス」の提供を2022年3月31日で終了する。同社は終了理由を類似サービスが増えたためとしており、今後は災害用伝言板などの利用を呼び掛けている。

【訂正:2021年3月30日午前11時00分 記事初出時、サービスの終了日が不正確でした。正しくは2022年3月31日です。訂正してお詫びいたします。】

photo 「災害用音声お届けサービス」のイメージ図

 災害用音声お届けサービスは日本国内で大規模な災害が発生し、電話がつながりにくくなった場合に、音声通信に代わってデータ通信を使い、安否などに関する音声メッセージの送受信ができるサービス。ドコモは2012年3月に提供を始め、2013年4月からはKDDI、ソフトバンクなど他の携帯キャリアとの相互利用も始めた。

 ドコモは、同サービス以上の内容を提供する類似サービスが広く普及したことから、サービス終了を決めたとしている。

 ドコモは今後の災害時の安否確認方法には災害用伝言板の他、モバイルアプリ「+メッセージ」(iOS/Android、無料)のボイスメッセージ機能の利用を求めている。

photo プレスリリース

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