中国スマートフォン大手のXiaomi(小米科技)は3月30日(現地時間)、スマート電気自動車事業を運営するために完全子会社を設立すると発表した。初期投資は100億元(約1700億円)で、向こう10年間で100億ドル(約1兆1000万円)を投じるとしている。
Xiaomiのレイ・ジュンCEOがスマート電気自動車会社のCEOを兼務する。Xiaomiは「世界中の誰もがいつでもどこでもスマートな生活を楽しめるように、高品質のスマート電気自動車を提供したい」としている。
ジュンCEOは新製品発表イベントで、2013年に米Teslaのイーロン・マスクCEOと会った際の写真を披露し、当時から電気自動車に関心は持っていたが、スマートフォンへの取り組みに専念してきたと語った。
10年前に始めたスマートフォン事業は今では世界3位まで来てはいるが、まだ道の半ばだと考えており、取締役会で電気自動車事業についての提案を受けても最初は否定的だったが、多くのMi Fanや友人の意見を聞いた上で参入を決意したとジュン氏は語った。
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