蒔絵で“水のきらめき”表現した「オシアナス」限定発売 京蒔絵師が1点ずつ制作
カシオ計算機は4月21日、腕時計のプレミアムライン「OCEANUS Manta」(オシアナス マンタ)の新製品として、日本の伝統工芸・蒔絵(まきえ)で“水のきらめき”を表現した「OCW-S5000ME」を発表した。価格は27万5000円(税込)。限定1500個を6月11日に発売する。
京蒔絵師の下出祐太郎さんが制作と監修を担当。下出さんの代表作「悠久のささやき」をモチーフに文字板とベゼルのサファイアガラスにプラチナ粉で蒔絵を施した。1点ずつ下出さんが手作業で蒔絵を施した。
ベゼルと文字板の裏面を処理するため。新たな技法を開発。通常の蒔絵は漆で模様を描き、上から金や銀の粉を付けるが、オシアナスでは透明な塗料で波紋を描き、蒔絵粉を定着させてから透明な塗料と黒の塗料を重ね塗りする。
これにより「透明な塗料が蒔絵粉を支える形になり、最下層の黒下地に沈むのを防ぎつつ蒔絵粉の輪郭やきらめきをより際立たせる」という。
オシアナスでは日本の伝統工芸を付加価値として積極的に取り入れている。2019年にはベゼルに江戸切子を使った「OCW-S5000D」を2000個限定で販売している。
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