東京都福祉保健局は4月26日午前9時、都内の医療従事者を対象に、新型コロナワクチン接種の予約受け付けを専用サイトで始めた。しかし開始直後からアクセスが集中し、つながりにくい状況が続いている。同局は「当初の想定を超えるアクセスがあった」としている。
専用サイトは、サイボウズが提供する業務アプリ作成サービス「kintone」で開発したもの。アクセスはサイボウズが提供するクラウドサーバで処理しているという。受け付けシステムそのものにトラブルは発生しておらず、アクセスが落ち着き次第、円滑に予約できるようになるとしている。
事態を受け、Twitterでは「開始直後からアクセスしているがつながらない」「ただでさえ忙しいのに困る」といった声が出ている。
kintoneはコーディングをせず、必要な要素をドラッグ&ドロップで組み合わせることで業務用システムを作成できるノーコード開発ツール。同局によれば、予約サイトの開発は外部に委託しており、kintoneの利用も委託先が決めたという。
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