ユニ・チャームは4月27日、飛沫対策をしながら口元が透けて見える「顔がみえマスク」を発表した。価格は1480円(税込)。直販サイト「ユニ・チャーム ダイレクトショップ」で受注を開始した。
樹脂製フレームに抗菌生地を被せ、くもり止め加工の透明シート(PET素材)を張ったマスク。話す相手には顔の80%が見えるという。
「超立体マスク」などで培った技術を生かし、肌とのすき間を減らしながら口元の空間に余裕を持たせた。耳かけには柔らかく幅の広い生地を使用し、長時間の装着でも耳が痛くなりにくいという。水洗いで繰り返し使用できる。
ユニ・チャームは、口元や表情でコミュニケーションをとることの多い聴覚障がいや言語障がいがある人にとってマスクの装着は切実な問題と指摘。顔がみえマスクはコミュニケーションが取りやすく、上下にすき間のあるマウスシールドに比べて飛沫の抑制につながるとしている。
ウレタンマスクの下に着ける立体マスク、三井化学などが開発 蒸れずに不織布の防御効果
ウレタンマスクの防御効果は「クッションになる程度」 肌トラブルには“二重マスク”も
マスクの新型コロナ防御効果が明らかに 布マスクで吸い込むウイルス量が2〜4割減 東大が発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR