バイク、スクーターを何台も乗り継いできた武者良太さんが、電動キックスクーター(ナンバープレート付き)を手に入れた。ITmedia NEWSでも取り上げたことのある和歌山発のベンチャーglafit(グラフィット)の「LOM」。いったいどういうものなのか。
子どものころ、ばーちゃんちの田んぼのあぜ道でホンダ「カブ」のハンドルを握ってから40年以上。モーターサイクルとともに生活してきた。
ホンダ「VFR400R」にまたがり雑誌の企画で日本縦断突貫ツーリングをした19歳、出版社を辞めて独立したけど副業のはずのバイク便のほうが稼げていた26歳は中古のホンダ「VT250F」数台を乗り継ぎ、庭あり一軒家という立地を生かしてヤフオクでヤマハ「DT125R」や「TW200」やホンダ「CBX750」の“不動車”を仕入れて修理して高値転売した32歳。両親が北に移住したことをきっかけに「モトグッチ」で2週間かけて北海道を巡った40歳。
そういえば高校のときには、長ランドカンの先輩からパラリラパラリラとド派手なクラクションがついたホンダ「CBR400F」を借りていた記憶もある。
他の乗り物も好きだ。車も自転車も好き。電車も乗り鉄だと自負している。路線バスなんてゆりかごのようなもんじゃない? そんな自分が新しく手に入れた乗り物が、電動キックスクーターだ。
電動バイクには興味があったけど、現在の住居では置くことができず諦めていた。しかしハンドルを折りたためばコンパクトになり、マンションのエレベーターで自室まで運べる電動キックボードは以前からじとっとした目で見ていた。そんなコロナ禍に入ってからの2020年5月。クラウドファンディングMakuakeに和歌山のベンチャー、グラフィット(grafit)のLOMがお目見えした。
ナンバーが付けられて公道走行OKですか、ほう。超早割として設定された応援購入という割引予約特典は、一般販売予定価格の約30%OFFとなる10万5000円。買うでしょ! そりゃ!
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