台湾HTCは5月12日、新型VRヘッドセット「VIVE Pro 2」を発表した。前モデルから解像度や描画性能を強化。4Kよりもさらに細かい5Kに対応し、リフレッシュレートは最大120Hzをサポートする。6月下旬に発売し、価格はヘッドセット単品で10万3400円(税込、以下同)。8月には最新型のベースステーションやコントローラーを含めたセットを17万8990円で発売する。
2018年に発表した「VIVE Pro」の後継モデル。ディスプレイには4896x2448ピクセル(両目で見た場合)の液晶パネルを採用した。視野角は前モデルの110度から最大120度に強化。3月に発表した表情トラッカー「Vive Facial Tracker」や新型のモーショントラッカーにも対応する。
ビジネス向けのスタンドアロンVRヘッドセット「VIVE Focus 3」も同日に発表した。こちらもディスプレイには4896x2448ピクセルの液晶パネルを採用し、視野角は最大120度。プロセッサには米Facebook傘下であるOculusの「Oculus Quest 2」と同じ米Qualcommの「Snapdragon XR2」を搭載し、CPUとGPUのパフォーマンスは前モデル「VIVE Focus 2」の2倍に向上したという。
リフレッシュレートは90Hzをサポート。バッテリーは1回の充電で最大15時間持続するという。価格は13万900円で、6月下旬に発売する。
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