「iPhone 13」の生産体制は「コロナ前」のスケジュールに戻った?
業界関係者によれば、Appleサプライチェーンである台湾のPCBおよびCCLメーカーは新型iPhoneの生産に向けて準備を進めており、納期は新型コロナウイルス前のスケジュールに戻っていると、DigiTimesが伝えている。
大手フレキシブルプリント基板メーカーのZhen Ding Techは6月下旬に新型iPhone向けの少量出荷を開始する予定で、上流のFLCCメーカーであるTaiflex Scientificは、半月から1カ月前に量産を開始するようだ。
また、iPhone向けサブストレートプリント配線板 (SLP) の主要ベンダーであるZhen Ding Techは、7月から8月にかけてSLP基板の量産を開始する予定で、現在iPhone向けSLP基板の唯一のCCLサプライヤーであるElite Materialは、6月から7月にかけて量産を開始する計画という。
KINSUSは引き続きAiPモジュール基板の主要サプライヤーであり、Unimicronも今年中にAiPモジュール基板のサプライチェーンに加わる予定のようだ。
また、Flexium Interconnectは、iPhone用のフレキシブルLCP(液晶ポリマー)アンテナ基板の大口受注を獲得しており、試作も1〜2週間前倒しで行う予定。iPhoneのサプライチェーンに参入したことで、非粘着性LCPアンテナ分野での市場シェアは今後も拡大していくだろうと予想。
Appleは2021年、iPhoneのバッテリーモジュールにリジッドフレックス基板ではなくフレキシブル基板を採用することを決定しており、Zhen Ding Tech、Compeq、TAIFLEX Scientificはさらに利益を得ることができ、その結果、Unitechをはじめとするメーカーはリジッドフレックス基板の生産を縮小することになると情報筋は話しているそうだ。
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
映画「バックルームズ」が怖くなかったマンガ家、基になったネット都市伝説にハマって本作の楽しみ方を理解する
-
6
AnthropicのアモデイCEO、AI開発の「ペース調整」訴えるエッセイ公開 アルトマン氏とマスク氏も賛同
-
7
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
8
Windows用「Gemini」アプリ提供開始 画面上に重ねて作業を中断せず利用可能に
-
9
「死亡事故がゼロの世の中を」──苦節7年、危険な作業をAIで省力化 全国で稼働する「交通誘導AI」の現在地
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR